- トップページ
- 第三回CMSビズを開催いたしました
第三回CMSビズを開催いたしました
2009年10月22日(木)第三回CMSビズを開催いたしました。多数の方のご参加、ご協力を賜り、無事終了することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
CMSビズのミッションは、「CMSのユーザーとベンダーのコラボレーションを創出、活性化し、時代の要請を踏まえて、CMS市場をより豊かなものにする」ことです。CMSビズは、あくまでプラットフォームであり、CMSのステークホルダーがお互い刺激し合い、CMSによるビジネスをより発展させていくための「場」として提供するものと位置づけています
![]() |
日 時:2009年10月22日(木曜日)
レクチャー:16:00〜17:30/懇親会:17:30〜19:30頃
場 所:株式会社コーチ・エィ(当社の関連会社)Aホール
参加費:3000円(懇親会)※レクチャーは無料です
レクチャー参加人数:44名(定員50名)
懇親会参加人数:30名(定員50名)
主 催:株式会社キャッチボール・トゥエンティワン・インターネット・コンサルティング
協 賛:OSSコンソーシアム CMSビジネス部会
【レクチャー】
今回のテーマは、「オープンソースでビジネスする」でした。
◆「オープンソースでビジネスをする」(5分)
株式会社キャッチボール21 取締役社長 竹内雅哲
![]() |
オープンソースの考え方が生まれて10年以上が経ちました。今では、ITビジネスにおいてオープンソースは不可欠な物となっています。
ソフトウェアを市場に投入する際の戦略としては、1) マーケットで完全に優位性を獲得できるのであれば独自のプロダクトとして展開し、2) そうでないものはオープンソースで展開する、というのが、これからのスタンダードになっていくでしょう。こうした動きは、IBMの戦略を見ても明らかです。これからは、さらにオープンソースのプロダクトやビジネスが増えていくことになると思います。
今回のレクチャーでは、オープンソースのソフトウェアを使う、という視点のお話以外に、プロダクトをオープンソースにしてビジネスをされていらっしゃる手嶋さんから、OpenPNEのオープンソース戦略のお話などもお聞きすることができました。
◆「小さい企業のオープンソースビジネスの可能性を探る」(15分)
株式会社パドラック 代表取締役 杉本 等 様
![]() |
社員5人のパドラックさん、オープンソースを使った実績について多くの事例を具体的に挙げていただきました。そうした実績をあげてきた背景に、オープンソースを使いこなす技術力は前提として、どのようなコンテンツを扱うのか、が重要であるということを強調されていました。コンテンツだけではなく、パートナーや告知の重要性などもお話いただきましたが、常にコンテンツやパートナーを探していて、案件がリリースした際には、必ずプレスリリースを打つようにしている、というお話が、印象的でした。
◆「オープンソースと共に成長する ~TYPO3での事例~」(15分)
スタイルチューン株式会社 代表取締役 菅野 史樹 様
![]() |
ヨーロッパでは非常に知名度が高いCMSであるTYPO3を扱う菅野さんには、TYPO3の紹介を中心にお話いただきました。WEB業界の会社に勤めたことがないという菅野さんは、独学でWebを勉強され、制作の仕事を経て、日本では知名度の低いTYPO3に出会い、現在に至っています。TYPO3というオープンソースのCMSにコミットしたことで、そうしなければ手に入れられなかったであろう実績やネットワークが多々あるとのことで、オープンソースを使ってビジネスをするメリットについてのお話と同時に、デメリットをどのようにカヴァーしているかというお話もお聞きすることができました。
◆「オープンソースビジネスはガラパゴス化現象への特効薬」(15分)
株式会社ブロードテック 代表取締役社長 大屋 一 様
![]() |
エンターテイメントメディアからマルチメディア、インターネットと活躍の場を広げてきたブロードテックの大屋さんには、オープンソースビジネスの可能性と今後の方向性についてのご提案のお話を頂きました。各社プロプライエタリ(独自)なプロダクトが乱立していることがマーケットを疲弊させている現象を「ガラパゴス化現象」と表現し、オープンソースは、これを打開できる可能性があることを示唆、一方でオープンソース(特にCMS)のコミュニティが抱える問題を今後どのように解決していくかについての提案がありました。オープンソースCMSを扱う企業に中小・零細企業が多い中、JVや共同開発、啓蒙などをコミュニティ全体として取り組み、共生していく方向性を探るべきだという主張に多くの参加者の賛同を得ていたのではないかと思います。
◆「これってCMS? ~組織のためのソフトウエア"OpenPNE"どう開発し何を目指すか?~」(30分)
株式会社手嶋屋 代表取締役 手嶋 守 様
![]() |
今回のメインレクチャーは、OpenPNEの手嶋さんにお願いしました。OpenPNEを使ってビジネスするという面と、OpenPNEのようにプロダクトをオープンソースにしてビジネスを展開するという面の両面からお話をしていただきました。
最初に、OpnePNEプロジェクトのミッションについて。「サマーウォーズ観ましたか?OZ、マトリックス、電脳と言った50年後の仮想現実の世界が2009年はどんな姿であったか?それを考え、開発するのがOpenPNEプロジェクトです。※なので、OpenPNEはCMSではありません※」OpnePNEの原点がこのようなミッションにあることを私自身初めて知り、本物のプロジェクトには、やはり本物のミッションあり、だなと感じました。
そして、OpenPNEはCMSではない、というお話。SNSは人と組織をマネージするシステムであり、CMSではない、むしろ、CMSなどのアプリケーションがSNS上で動くものである。機能重視のアプリケーションから人間関係を重視したSNS上で機能を展開することで、より円滑なコミュニケーションが望まれる形で実現する、という訳です。
レクチャーを通じて、手嶋さんが強調されていたのは、プロダクトをオープンソースにすることによって、手に入れられるものが沢山ある、是非自作のプロダクトをオープンソースにしてください、というメッセージでした。技術力はあるけれども、マーケティング能力や営業力がない小さな企業が、プロダクトをオープンソースにすることによって、足りない部分を補って余りある成果を得ることが可能だということでしょう。懇親会では、レクチャーではお話できなかった、ということで、社員教育のためにもよいというお話や、海外ともビジネスが成立していて将来のビジネス展開の選択肢が増えているというようなお話もありました。
手嶋屋さんが上げられている成果は、オープンソースにしたことだけでなく、本物のミッションをお持ちであること、SNSという概念そのものをしっかりと作り上げていることなど、他の要素によるところもあることはもちろんではありますが、オープンソースを展開することについて、非常に示唆に富んだレクチャーでした。
【懇親会】
![]() |
この後、懇親会が開催され、予定を30分延長して盛会のうちに終了いたしました。今回は、懇親会の間に新しいプロジェクトのアイディアが生まれるという新しい動きも出てきました。レクチャーの内容が非常に濃いものだったこともあって、皆さん、それぞれのお話もとても盛り上がったようです。
第四回の開催予定は、以下の通りです。次回の企画やレクチャーの詳細は、追って、当ウェブサイトで告知いたします。
日 時:2009年12月10日(木)
レクチャー:16:00〜17:30/懇親会:17:30〜 19:30頃
場 所:株式会社コーチ・エィ(当社の関連会社)Aホール
参加費:3000円(懇親会)※レクチャーは無料です
定 員:レクチャー、懇親会ともに50名
主 催:株式会社キャッチボール・トゥエンティワン・ インターネット・コンサルティング
協 賛:OSSコンソーシアム CMSビジネス部会
(文:竹内)









