第六回CMSビズ 2010/05/17 レポート

2010年5月17日(月)第6回CMSビズを開催いたしました。

第6回CMSビズ会場

■日 時:2010年5月17日(月曜日)
■レクチャー:16:00~17:30/懇親会:17:30~19:30頃
■場 所:コーチ・ホール(イタリア文化会館ビル3階)
■参加費:3000円(懇親会)※レクチャーは無料です
■レクチャー参加人数:94名(定員70名)
■懇親会参加人数:63名(定員70名)
■主 催:株式会社キャッチボール・トゥエンティワン・インターネット・コンサルティング
■協 賛:OSSコンソーシアム CMSビジネス部会

【レクチャー】

今回のテーマは、「ドキュメント管理」でした。

株式会社キャッチボール21 取締役社長 竹内雅哲

竹内雅哲

企業が保有するドキュメント(電子ファイル)は、指数関数的に増えています。すべての(またはほとんどの)文書を物理的に紙の文書として管理していた時代に比べて、電子ファイルの管理は、非常に楽になったと言えましょう。しかし、その反面、電子ファイルの形で保存される情報が爆発的に増えている中で、紙の文書を物理的に管理するのとは別の難しさや課題が見えてきます。
ドキュメント管理のソリューションの選択肢のひとつとして、国立情報学研究所が開発したNetCommonsから生まれたWEKO(ウェコ)というツールがあります。
そこで今回は、NetCommonsの開発リーダーである新井教授と、WEKO(ウェコ)の開発者である山地准教授をお呼びしました。

◆ 「ナレッジベースとしてのNetCommons」(20分)

国立情報学研究所 社会共有知研究センター長/情報社会相関研究系教授
新井紀子様

新井紀子様

NetCommonsの開発リーダーである新井紀子先生に、NetCommonsについてのレクチャーをしていただきました。
NetCommonsは「CMS」ではなく「情報共有基盤システム」であるというお話が印象的でした。CMSは広報担当者とウェブ業者が相談して導入するものであり、一方、情報共有基盤は組織がその意思として導入して使用するものであり、そのため、NetCommonsは導入するまでに時間のかかるものであるとのことでした。

NetCommonsは組織の情報共有の在り方を変え、ナレッジベースとしてどのように活用していくかが大事であり、いわゆるCMSとは異なる点が非常によく理解できました。
また、機能面や国産という面で、他のシステムとは一線を隔すものであるという印象を強く持ちました。

今後、組織が所有する情報はどんどん増えていきます。その情報をどう扱っていくのかという課題に対して、NetCommonsは大変有効であると感じました。

◆「NetCommonsで動作するリポジトリモジュールWEKO」(20分)

国立情報学研究所 学術ネットワーク研究開発センター(コンテンツ科学研究系)准教授
山地一禎様

山地一禎様

新井教授によるお話を受けて、NetCommonsで動作するレポジトリモジュールであるWEKO(ウェコ)について、開発者である山地准教授にご登場いただきました。

WEKOとは何か?WEKOをなぜ開発されたのか?ということから、海外のレポジトリシステムとの比較、WEKOが持つ学術的なプロトコルまで幅広くお話して頂きました。

WEKOの大きな特徴は、格納しているドキュメントを全文検索で探せることです。メタデータを管理するのみでなく、全文検索も行えるので探したいドキュメントを瞬時に見つけることができます。実績ベースで、60GBのデータの検索を100分の数秒で検索できるという結果を得ているという検索エンジンの高いパフォーマンスは、非常に興味深い内容でした。

WEKOもオープンソースであり、今後のWEKOの活用に大きな期待を感じた参加者も多かったことと思います。

【懇親会】

懇親会

この後、懇親会が開催され、過去最大の60人以上の方にご参加頂きました。予定を30分延長して盛会のうちに終了いたしました。

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