国立特別支援教育総合研究所様「発達障害教育情報センター」

オリジナルの検索システムを構築、膨大な支援教育情報の共有を実現

お客様プロフィール

国立特別支援教育総合研究所は、障害のある子どもたちの教育の充実と発展に向け、多岐にわたる研究・事業を展開しています。蓄積する情報も多様で膨大ゆえに、特別支援教育に携わる各地の教育センターとその情報を共有し利用し合える環境が整えば、子どもたちの持てる力をより引き出し、自立と社会参加への可能性が広がります。

http://icedd.nise.go.jp/

制作メンバー

馮冬冬 芳澤岳史
制作期間
2011年2月~3月
公開日
2011年4月

プロジェクトの課題

  • 特別支援教育は、障害のある子どもたちの自立や社会参加を支援することが目的である。
  • 一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その力を高め、生活や学習上の困難を改善・克服することを目指している。
  • 学校教育法の改正で「特別支援教育」として、その対象が盲・聾・養護学校や特殊学級、通級による指導を受ける子どもに加え、幼稚園、小・中学校で学ぶ発達障害などの子どもにまで広がった。
  • 各都道府県に特別支援教育センターがあり、教育機関も含めれば、情報の量も種類も膨大である。
  • パンフレットなどのツールも、類似した内容のものが各地で制作されていて、このような情報やツールを共有・利用し合い、当研究所と各教育センターがより連携を強めれば、特別支援の取組みはさらに充実する。

弊社のご提案と改善ポイントは…!

オリジナルの検索機能の組込み

現場に馴染みのある言葉を検索のキーワードにしようと考え、教職員や研究者の方が普段の仕事で使っている言葉をできる限り収集し、システムに組込みました。
それらを「検索テーマ」として設定し、標準検索機能の「AND」だけではなく、「OR」や「NOT」でも指定できるようにしました。
検索ではテキスト・PDF・ワード・エクセル・パワーポイントのファイル内容を全文検索できます。
また、検索した内容が一覧表示され、タイトルや登録者・更新日時でソートできる機能も付加しました。

掲示板機能「会議室」の構築

システムへの評価や課題の抽出を行えるよう、掲示板機能として設けたのが「会議室」です。
新たなシステムは2011年から1年間、情報提供の協力を得られた教育センターを対象に絞り込み、一般には非公開で試験運用したのですが、会議室を通じて「欲しい情報を検索できる構造ができた」との評価をいただけました。

効果

■教育情報部 発達障害教育情報センター 総括研究員 梅田真理さま■
国立情報学研究所からNetCommonsを使ったサイト構築やモジュール開発で実績のある
Catchball21(キャッチボール・トゥエンティワン)さんをご紹介いただきました。
共に試行錯誤を重ねる過程で、より教職員の現場に則した、より簡単に検索できるシステムを目指すことになりました。
その結果として、WEKOを拡張したオリジナルの検索システムを構築するに至ったのです。
Catchball21さんはWEKOの導入実績が多く、その機能について熟知していました。
「こうなればもっと使いやすい」という要望をたくさん出したのですが、一つひとつに粘り強く対応し、実現してくださいました。

今後の発展について

将来的には、学校の先生方や保護者の方などが、興味関心や必要に応じて情報を受発信できるようにしていきたいですね。
また情報の収集・提供だけでなく、研究者など現場の人たちがネットワーク上で
情報を整理・更新できるようにもしていきたいです。
将来のイメージはウィキペディア的と言えます。
ただ、そうなってくためには、システムの制度面や技術面で試行錯誤が必要です。
まずは基盤を整えるため、各教育センターと情報を共有するシステムをつくりました。
非公開で蓄積したスキルを生かし、継続的な公開への仕組みを探究していきます。

選定ツール

weko

WEKOは国立情報学研究所が開発しているNetCommons 2上で動作するリポジトリモジュールです。文献だけではない研究成果がどんどん共有されるような学術社会を作りたいという願いを込めて開発されています。

https://weko.at.nii.ac.jp/
Netcommons

NetCommons(ネットコモンズ) は公共機関・教育機関をターゲットにした、Web2.0時代の情報共有基盤システムです。
2001年から、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所で開発され、2005年からオープンソースとして提供されています。

http://netcommons.cb21.co.jp/

制作担当の一言

  • 馮冬冬

    馮冬冬
    プロジェクトマネージャー

    NetCommonsを使ったサイト構築やモジュール開発の実績はありましたが、ここまでWekoを利用するサイトというのは経験がありませんでした。
    発達障害教育情報センター様の要望をヒアリングさせていただき、NetCommons+Wekoの機能を検討していきました。
    Wekoを拡張して、発達障害教育情報センター様の要望をかなえる方法を検討する必要があり、どのように実現するかが難しいプロジェクトでした。

  • 芳澤岳史

    芳澤岳史
    営業

    発達障害教育情報センター様のご要望を確認させていただき、NetCommons+Wekoで実現できることを踏まえて、企画提案をさせて頂いております。
    また、企画提案だけに留まらず、営業として制作・サポートへの関わりも怠りません。

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